世の中には、自称の専門家は多くいます。特に、健康や運動、スポーツ指導現場には多くいると言わざるを得ません。
相手が自分で言う“専門家”という言葉を信じるのではなく、まずは、あなたが自分の人生を託せる本物の専門家であるかどうかを見抜けるようになりましょう
ここでは、それを見抜く方法をお伝えします。
① 現職を志した背景
過去いつからいつまで、どのような仕事をしてきたのかがとても大切です。なぜ現職に就いたのか、どんな志があるのか、ぜひ、本人に確認してみてください。そして、その想いにあなたが共感できることが大切です。
しかし、手慣れた人なら、この手のことを熱く語ることがうまい人もいます。
そういったことを防ぐためにも、②以降のポイントもぜひ、確認していきましょう。
② 資格・学位
資格や学位は、専門家を語っていく上で、基本的に持っていることが前提になります。持っていない人は、少し疑いの目を持つべきでしょう。
しかし、資格を持っているからといって安心してはいけません。
健康、運動、スポーツ指導現場において、国家資格は少なく、民間資格が乱立しています。
いわば、社会人の再教育として、1日~3日で取れる資格も少なくないのです。
その資格は、どのような機関・会社が出していて、どうやったら取れるのか、確認していきましょう。
③ 実績
その人がこれまでどのような仕事をしてきたのか、実績を確認しましょう。
実績はその人のこれまで(過去)を映します。しかし、補助で手伝っていただけ、1回依頼が来ただけでも、ご自身の実績にしてしまう人も多いものです。
私見ですが、「過去1000人の運動指導をした」という表記をする人がいますが、信頼できますか?過去1000人指導した人たちは今、どうしているのでしょう?もしかしたら、その1000人は信頼していない可能性もあります。ただ、セミナーの合計人数なだけかもしれません。極端に自分を大きく見せるためにそのような表記をしている場合も少なくありません。
しっかりと契約を結んで、一人一人と向き合うと、多くの人数はできないものです。
また、本物の依頼の場合、契約の都合で公表できないことも多いのが実情です。一般的には公表には相手の同意が必要です。皆が理解できる有名な実績があるからすごいわけではありません。
④ 将来性
③までは、すべて過去のことです。どんな想いで始めて、どんな勉強をして、どんなことをしてきたのか、ということになります。
誤解なく言うとしたら、どんな専門家も人間で、これから先に、あなたのために、これまでの経験を尽力してくれるかはわかりません。もしかしたら、効率よく稼ぐことばかりを考えている人もいるかもしれません。
一方で、駆け出しの指導者は、将来引っ張りだこになっているかもしれませんが、実績がなくく領しているかもしれません。今なら多くの時間を自分に、献身的にささげてくれる可能性もあります。
長い年数指導した指導者は、経験値は多い一方で、次のあなたへの指導も100%で実施してくれるかわかりません。「無難にこなそう」と思ってしまっているかもしれません。熱い思いで一緒に成長したいなら、実績のない指導者もあなたに合えば、最適な候補となります。
⑤ 人間性
最後はあなたの直感で、人間性を判断しましょう。
いくら実績があってもこの人の話し方は好きじゃない、生理的に合わない、そんなこともあるかもしれません。
そんなときは、いったん見送って、探しなおしてみるのも一つの方法です。ご紹介いただいた人がいても、あなたに合わなければ、紹介者も喜ばないはずです。
最後はご自身の直感で選び抜き、決定しましょう
まとめ
いかがでしたか?
あなたの人生には、あなたのことを強く思う様々な分野での専門家が必要です。
あなたに合う最適な専門家を探していきましょう
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