スポーツ選手は活躍次第で大きな収入を期待できる職業。中には自身の努力で一躍スター選手になる人も出てくるでしょう。そんな選手たちの生活やセカンドキャリアを守るために必要なのが資産運用。今回はそんなスポーツ選手の資産運用について解説していきます。
FPに相談しながら自身の資産運用計画を立てていくことが重要です!
銀行の普通預金の金利は0.001%
現在、みなさんが預けているような大手銀行の金利は0.001%がほとんどです。
これは銀行で年間100万円の貯金をしたら、年間で1000円だけ増える計算。10年かけて1000万円貯金したとしても1万円しか増えていません。多少増えていますが物価の上昇なども加味するとほとんど意味がなさそうです。
資産運用した場合
一方株式や債券に投資し、年間約100万円を年利6%で運用できた場合、10年度には1300万円になっています。銀行に貯蓄しているか、株式などに投資するかによってこれだけ違いが生まれるわけです。
もちろん全てがうまくいくわけではありません。東日本大震災や新型コロナウィルスのような経済を大きく揺るがすようなことが起きれば元本割れ(収益がマイナスになり投資金額を下回ること)の恐れもあります。
しかし、お金に働いてもらうことで10年間で大きな違いが生まれる可能性があるのです。
投資の種類
投資には様々な種類があります。
・株式投資
・国債
・投資信託
・不動産投資
・金
・FX
・暗号資産
これらの投資は何も理解しないまま大金を投じてしまうと投資ではなく投機(偶然の利益を狙うこと)になってしまいます。特に、最後の2つに関しては莫大な利益を得ている人の裏ではトラブルになっている人が多いため注意が必要です。
せっかく稼いだお金が無くなってしまうだけでなく、年俸の高い選手は税金が支払えなくなる恐れがあります。
余裕資金の範囲内で投資を始めるようにしましょう。
スポーツ選手は資産運用すべき?
結論、スポーツ選手は資産運用をオススメします。
特に活躍している選手は大きな現金を手に入れると生活に必要ない余裕資金も生まれるでしょう。そんな時に収入の一部を資産運用に回すことで、引退後のセカンドキャリアの資金になったり、のんびり暮らすための資金になったりするのです。
多くのメジャーリーガーは資産運用している
阪神タイガースの守護神として活躍された藤川球児さんはメジャーリーグでもプレーした経験があります。ある対談で藤川さんはこのように語っていました。
「アメリカの選手は、いい車とかは全然興味なくて稼いだ資産をどのように運用していくかを考えている」と話していました。
実際に藤川さんは資産の7割を投資に回していると答えています。
このように、短期間で大きな収入を得る可能性があるからこそ資産運用が必要なのです。
FP(ファイナンシャルプランナー)を雇って資産形成について相談
また、2019年1月26日放送の『ジャンクスポーツ』で年譜総額約80億円と言われていた上原浩治さんは稼いだお金を浪費せず、堅実に貯金していることをチームメイトが明かしています。
上原さんは貯めた資金で不動産投資を始めている。稼いだ資金を守り、堅実に貯蓄してきたからこそ安泰な生活を手にできるのです。
不動産投資など、資産形成についてわからない方が多いと思います。そんな時はファイナンシャルプランナー(FP)を雇って相談がオススメ。
自身の資産形成について専門家からアドバイスを受ければ、あなたの資産形成も円滑に進むでしょう。
まとめ
今回はスポーツ選手の資産運用について解説していきました。スポーツ選手は短い現役期間の中で大きな収入を得られるチャンスがある職業。得た資金を賢く運用しながら自身のセカンドキャリアに備えてみてください。
FPの相談など、資産運用についてわからないことがあればお問い合わせフォームから連絡していただければと思います!
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